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07年11月26日。ハンバーガー大手チェーンマクドナルドの東京都内4店舗で、売れ残ったサラダの調理日時シールを、翌日付けに張り替えて販売していたことが、日本マクドナルド(東京都)社内の調査で発覚しました。調理日時を改ざんしていたのは日本マ社とフランチャイズ契約をし株式会社アスリート(東京都)が運営していた、早稲田店、大塚店、新大塚店、本郷三丁目店の4店舗。
日本マ社は社内からの情報提供に基づき、同月6〜9日、4店舗の従業員50人に聞き取りを行なったところ、「サイドサラダ」「新サラダディッシュ・クリスプチキン」「同・グリルチキン」の3品目で日付けの改ざんがあり、後に賞味期限切れのシェイクミックス、ヨーグルトを使っていたこと、またさらに後、ソフトクリーム類の原材料と、ハンバーガー用のスライストマトにまで賞味期限切れを使っていたことが発覚しました。
当初、アルバイト従業員の証言は「もったいないと思い、やってしまった」、また株ア社は「間違いを一切出さないようにしていたが、日本マ社の指摘を受けて、ずさんな部分があったとわかり、驚いた」と話していて、会社ぐるみの関与ではないとしていたが、後の日本マ社による聞き取り調査で、株ア社社員は一連の行為を「意図的にやった」と社員の指示を認める。サラダの表示改ざんは01年から始り、04年頃からスライストマト、05年からシェイクミックス、06年からソフトクリーム原料と、徐々に各商品に不正が波及したようです。ただし株ア社代表取締役は「社員への指示はしていない」と自身の関与を否定している。しかし日本マ社は事件が明るみになった翌日27日に「契約違反があった」として株ア社との契約を破棄し、4店舗を直営で運営することを決めた。
06年11月に発覚した『不二家』のシュークリームに期限切れ牛乳が使われていた問題に始り、07年6月の『ミートホープ』による食肉偽装事件。同年8月には『白い恋人』に賞味期限改ざん。同年10月、伊勢土産『赤福餅』に消費期限改ざんと売れ残りの再利用、他社類似製品『御福餅』にも消費期限改ざん。さらに大阪の高級料亭『船場吉兆』がデパートで店舗販売していた菓子や惣菜の賞味期限改ざんや食材産地偽装があり、さらに翌年には料亭店舗の営業でも、客が食べ残した食材、いわゆる残飯の再利用が発覚し『船場吉兆』は倒産に追い込まれる。
加工食品業各社の不正表示と食材偽装の相次ぐ発覚が、世間の注目を集め不安が高まり、賞味と消費期限、使用材料などの実態と表示について企業の倫理観が問われる中、今回のマクドナルドや、『崎陽軒』、『オリジン弁当』、大手居酒屋チェーンなどにも次々に不祥事が発覚。いわゆる『食品偽装問題』として社会問題化。このことから毎年恒例、清水寺で発表される「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会主催による公募)で07年は『偽』となりました。が、その日本漢字能力検定協会にも09年に、理事と副理事親子の協会私物化という倫理違反が問題になり、親子は背任罪で起訴されました。
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